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Touring Report - 旅の足跡 -

九州めぐり2016 熊本復興祈念ツーリング

1st Day 2nd Day3rd Day4th Day

 

目を覚ましてとりあえず朝食をとります。
コンビニで購入しておいた足柄さんのカツカレーパンw

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パッケージはアレだがなかなか旨し   今日はここから出発


さて、今日は昼から雨になることが確定的に明らか。

改めて友人の店に顔を出すことにしているのだけど、店が開くのが10時過ぎ。現在時刻は7時。

3時間程どこかで時間をつぶさねばなりません。幸い午前中は晴間が広がっているのでマップで別府港への距離と時間を調べます。

片道1時間ほどで行けるっぽい。

 

艦船模型でいつもお世話になってるHIGH GEARed氏が確か来年別府港のジオラマを作るとか何とか。

大まかな建物の形状はストリートビューで調べるから~とは聞いていたのだけど、細かい部分は写真がないと聞いていたので、せっかくだし一肌脱ぎますよと伝えていたのだ。

てなワケで道の駅いんないを出発し、国道500号から安心院ICに向かって宇佐別府道に乗り、速水からちょっと楽しい県道24号を駆け下りて別府港へ。

別府港の写真をターミナルの奥など、googleストリートビューでは見られない、ネットに写真の落ちてなさそうなアングルをメーンにパシャパシャと200枚ほど撮って10時前に撤収します。

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ちょうどフェリーが接岸してました

 

来た道を返って宇佐まで戻りまして、友人の店に到着。

奥様も店においでで、懐かしい時間を過ごさせていただきました。それにしてもやっぱりこういう広い土地がある場所って良いよなあ・・・

歓談の後に店を拝見したのだけどこんな馬鹿でかいV8のジープなどを転がす場所があるんだもん。

車両はといいますとエンジンルーム覗いたらエーデルブロックの4バレルなんて骨董品が鎮座してたりもうニヤニヤが止まらない。こういうのが手に入るのもすごいが車検通って走れるってのもすごい環境だw

…エーデルのあの馬鹿でかい4スロートキャブがTMRのシングルキャブレターより安いって言うのに軽くショックなんですが…(汗

 

バックヤードにはミッションやらスペアのリーフスプリングやらタイヤが山のように積みあがってたり、立派な塗装ブースまであったり。

無造作に積みあがってるけどビッグクロカンの競技タイヤって1本6万円もするんだ・・・^^;(4本セットじゃないよね?)

まあ競技用のSタイヤが1本3~4万すること思えばこのサイズ(数年乗っても減りそうにないほどの特盛であるw)ならお得なのかw

 

さて一通り店を見学させてもらって満足した私は昼前になってようやく昨日の情報から今日のルートを検討しますw

どうやら阿蘇の東側が火山灰で道路規制がかかっていて入れそうにないとの事。しかも今日はこれから雨になるから、通行可能な場所でも灰がヘドロ状になってズルズルになるのは目に見えている。

せっかく熊本復興キャンペーンで来ているのにこれでは…

取りあえず様子を見るとして、本日のルートは北九州に変更します。北九州には日本で唯一、大戦時の駆逐艦が見られる場所があるのですよ。
といっても保存してるわけでもなんでもなく、防波堤として駆逐艦が埋められてるだけなんですがね^^;

 

友人の店を辞去し、東九州自動車道を西進して北九州を目指します。

今川あたりでぽつぽつと雨に降られ始めて合羽を着込みますと、北九州Jctあたりで雨になり、若戸を降りる頃にはかなりの雨脚になっておりました。

そういや昼飯食ってないのだけど、こんだけ濡れ鼠になったら店にも入れませんわな。

結局途中のコンビニでおでんとおにぎりを買って店の軒先で雨宿りしながら食ってますと、結婚前は単車に乗ってたというオバちゃんに話しかけられる。

九州ってホント旅人に対して気さくというか^^;

どこへ行きなさるね? という問いかけに「軍艦防波堤まで」と答えると不思議な顔されました。そりゃねえ^^;

でも地元の人にとってもマイナーな場所になりつつある防波堤を見に来る人がいると聞いて嬉しそうにしてはりました。艦これ運営さん、駆逐艦柳(初代)の実装はよw(←ひどい無茶振り)

 

オバちゃんも話してたけど堤防のある場所って工業地帯で企業の私道の先でしてね。網目のように張り巡らされた道をバリケードで通行規制して大型車両のルートにしているような場所でして、よそ者が初見で行くとなるとなかなかたどり着くのが難しい場所なのです。

しかも大型車両がバンバン走る工場の私有道路特有のでこぼこ道で雑草も生い茂ってて大変な場所でした^^;;;(折からの雨で大きな水溜りが出来てて、うっかり水溜りを踏むとステップから足が持ってかれそうな勢いで水柱が立つのだ)

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駆逐艦「柳」。大正時代に作られたもので、
大戦時の松型駆逐艦「柳」とは別物。
  水線長は85.85m、排水量は基準755tと
当時の駆逐艦としては小型の二等駆逐艦
     
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駆逐艦に装甲板はない、というのが良くわかる。
鉄板は厚いところでも3cmほどしかない。
  この先には大和とともに最後の出撃をして
生還した涼月と冬月が埋まっている
(写っている道路の下フェンスの向こうまで完全に埋まってます)

そしてたどり着いた防波堤はフツーの防波堤とはちょっと趣が異なっております。

雨が降ってなければもうちょっと写真撮ったんだけどなあ。

 

さあ、北九州でのミッションも終了したのであとは宿を探して今日は休むとしましょう。

この雨の中を走るのは堪えますんで。

この辺でホテルがあるといったら小倉ですかね。

 

ビッショビショの濡れ鼠のオッサンが一人で「部屋空いてる?」なんて突然来たら速攻で断られそうですが、やっぱり2軒ほど断られました。

ところで宿を探しているこのタイミングで首に突然痛みが走りましてね。

うーむ、昨日の夜の野宿と今日の雨で首周りを冷やしてしまったか。これは早めに宿を見つけて休まないといかんっぽい。

で、3軒目の西鉄イン小倉で部屋が空いてると聞いて即決です。このへんのホテルの価格帯としてはやや高いランクなのだけど背に腹は代えられません。

チェックインしたら早速服を乾かして風呂に入ってひとごこち。

 

それにしても昔は地図は紙の地図を持って行ったし、情報も2~3日はバッテリーが保つガラケーで収集してたから予備バッテリーを持ち歩いてりゃ1週間や2週間のツーリングで電源が必要になることはなかったんだけど、スマホとPCが旅のお供になってから2~3日に一度は充電のために宿を取らないといけなくなったんだよなぁ・・・

単車で使える充電器…買おうかなぁ…^^;

 

結局その日はずっと雨で、靴を乾かすため(レインシューズカバーなんて飾りです)新聞を購入して靴につめてますので、食事はホテルのレストランで済ませます。

まあこのクラスのホテルのメシに文句は言うまいw

 

そんなわけで今日は早めに床につきますが、首が痛くて寝られませんでした。んがー!


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