Notebook

Touring Report - 旅の足跡 -

襲撃!SOHCエンジニアリング 厚木ツーリング

1st Day 2nd Day3rd Day4th Day

 

目を覚ましてとりあえず朝食をとります。
諏訪SAには風呂があるので出発前に入ることにしますが、営業は10時からだそうで。
ツーリングでは風呂と洗濯が結構問題なんですよねー。(苦笑

仕方なくSAで10時まで時間をつぶすことにします。
ブラブラと散策しておりますとSAの前にわらわらとブースが組み立てられていきます。
そうしているとレーサーらしいオートバイが出てきました。

 
RS250なんてまだ作ってるのかしらん?   書割だけかと思ったら本物のおねーさんが出てまいりました。www


「DyDO MIUレーシングチーム」がイベントを催すようだ。
RS250とCBR1000Rレーサーが並べられました。
(500mlのドリンクを3本買うと抽選でいろいろ当たるらしい……)
その様子を見ておりますと10時になったのでともかく風呂に入ります。
酸っぱい漢はイヤンですからね~。

温泉でリフレッシュして外に出ますと、なにやらレーサー以上に異様な光景が……。
カワサキマッハですよ!奥さん!!(←)
とりあえずこれほどの数のマッハを見たことはアリマセン。
レーサーそっちのけでシャッターを切りまくったのは言うまでもなく。(^^;
40年も前の単車を大事に乗ってるのね~。
ノーマルらしいマシンがエンジン掛けてブリッピングしていたけれど、明らかにレーサーのCBRより音量がデカい件。w

 
これだけのマッハを見たのは生まれて初めてです!   ノーマルと思えぬ音量。
昔はよかった……(T^T

 

長閑な時代だったのね~と当時を羨ましくも感じたり。

さて、昼過ぎには厚木の約束なのでそろそろ出発しなくてはいけません。
SAを出て5分ほど走ると先ほどのマッハが路肩に1台……(-人-)チーン……
恐らく(というか間違いなく)ピストンが逝ってしまわれていると思われたのでそのまま走り去ります。
(↑ひでえwww)
だって手伝えることないし、私より詳しいであろう人たちが一杯ついてるしね~♪~( ̄ε ̄;

そのまま更に5分ほど走ると1JKのスピードメーターが突如0に……!
どうやらケーブルが切れた模様。
……さっきのマッハの呪いか? (gkbr

まあ、ケーブル切れて困ることって言ったら距離が判らないから燃料計のない1JKでは給油のタイミングが難しくなるってだけで実害はないので放置決定。
応急処置も出来ないし。

しばらく中央道を走っておりますと富士山が見えてまいりました。
私はどうも富士山と縁がないらしく、今まで富士山の前を4回単車で往復しているのだが、マトモに写真が撮れた試しがなかったり。(^^;
今回も撮れなさそうですね~。
富士の雄姿を写す事ができるのは何時の日の事やら。

そして相模湖で中央道を降り国道412号線で厚木を目指しますが、国道413号線との交差点を抜けるまでがとんでもない渋滞でございまして、またもやオーバーヒート。
道が狭いうえに大型車も多くてすり抜けもままならず、ちょっと強引にすり抜けていきます。
413号線を越えると車も減り、流れに乗って一気に厚木まで南下します。

金田の交差点を曲がって最初の交差点を曲がったところ……とGoogle Map様は仰るのだがちっとも見つかりません。
ぐるぐる周辺を回っていると見覚えのあるおっちゃん(笑)が路傍よりこちらを見ています。
そうそう、あの顔は雑誌のインタビューで見たことある~…ってココですかい! (爆)
お昼過ぎ、SOHCエンジニアリングさんに無事到着しました。

 
本邦初公開(?)
ここが常勝ピストンを生み出す工房である!
…足元になんかいますが。(笑
  φ97mm、限界まで圧縮比を上げたSRX用ピストン。
圧倒的パフォーマンスで筑波で2連勝したが、鋳造のため3レース目に砕けたとか。

 

SOHCエンジニアリング…といえばレースシーンでは有名な工房で特にピストンの品質には定評があります。
その外観は……外観は……撮るの忘れちゃった。(てへっ)
しかし多分初めて見る人は目を丸くすることは請け合い。
何せ2頭のドーベルマンさんに熱烈な歓待を受けることになりますので。(^^;

で、工房の中はというともっとビックリ。
……使い込まれた旋盤やボーリングマシンしかありません。
(NC旋盤などは共同購入したものが横浜にあるんだとか)
実に昔気質な本物の職人さんの工房であります。

 
ピストンの進化は裏側にあり!
ピストンを軽くする事によって特性がまるで変わってくるらしい...
  上記のピストンと、その後は400用φ101.5mmピストン。クランクそのままなら544ccになるはずだ。
     
 
真っ二つに折れたコンロッド。
コンロッドはキャリロ製がやはり強度的にも一番良いようだ。
  これがスリーブのブランク材。仙人さま曰く、錆びさせることで素材が安定するという。
にしても大量の切子を作って製品(左)になるのね…

SOHCさんでお昼をご馳走になり、いよいよお話を伺いますが、出てくる出てくる武勇伝。w
試作品のピストンからペール缶に無造作に詰め込まれた使用済みピストンやら見事にへし折れたコンロッドやら、それはまさに映画「世界最速のインディアン」の世界。
話を聞きおわったら夜の9時になってました。(滝汗

予定では夕方に発って浜名湖まで下道で移動するつもりが、これでは間に合いそうにありません。
ファミレスで夕食を取りながら時間を検討したところ、「今から高速に乗っても浜名湖SAに到着するのはAM2:30」という恐ろしい結論に……(^^;
下道だと徹夜決定なので素直に秦野中井から東名に乗りますよ。

そして夜のハイウェイをひた走り、AM2:15頃浜名湖SA到着。
とりあえず泥のように眠りましたさ~。


1st Day 2nd Day3rd Day4th Day

^